週刊現代によれば、大山のぶ代さんが認知症を患っているらしい。大山さんといえば、料理が得意な人だった。また、とてもシャキシャキした感じの人だったと思う。

素人考えからすると、認知症から最も遠いところにいる人に思える。でも認知症になる。この病気の怖いところである。記事によれば、大山さんはガンを患ったことがあるらしい。これは直接関係はないが、ガンの後心筋梗塞になったとのことである。この時に使った薬の影響で、脳に異変が発生したとのことである。

歳を取ると、ちょっとした環境の変化や病気で認知症になったりするらしい。それは、病気や環境の変化の大小とは関係なさそうにも思う。

私の母は老人ホームから特養に施設を変わったことで認知症が出てきた。父が亡くなり一人暮らしになったときも、自分の家で暮らすことが難しくなり老人ホームに入居したときも認知症の症状が出なかった人だったのに。

環境の変化によるものの積み重ねが原因だったのかもしれないし、年令だったかもしれない。
いずれにせよ、私を誰かわからなくなったり、顔付きが険しくなったりするのは哀しい話である。

自分がどうすれば認知症を患わなくてすむのか。いろいろ思い付くことはしているが、決定打がないのが心もとない。