はじめに

人が歴史の一部分を構成するとすれば、多くの人はほんの小さなパーツに過ぎない。

後世の人から見れば、そのパーツは顕微鏡を使わなければ見ることができない程度のものであろう。

たが、その人にとっては大切な人生であり、その人生での主人公はその人自身である。

どう甘く見積もっても、人生の半分は確実に過ぎている自分にとって残りを充実して生きて行くことを考えながら書いてみたい